歌舞伎座百二十年 七月大歌舞伎/夜の部

  • 2008/07/27(日) 22:33:53

21日に行ってきました。

七月大歌舞伎

公式サイトはこちら>
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2008/07/post_27.html

美しすぎな玉様&海老蔵君!
昼の部の「義経千本桜」もそりゃもう思い切り狙ってたんですがチケが取れず、幕見に並ぶ気力がなかったので今回はお見逃し

ってなわけで、夜の部に行ってまいりました〜。
外題は一昨年の7月にもかかった「夜叉ヶ池」と、再演の「高野聖」。「高野聖」は初見です。
一幕目、猿之助一座のみの配役による「夜叉ヶ池」は一昨年観たときも素晴らしいと思ったのですが、再演ということでさらにこなれてきているのかクライマックスの百合を巡る鐘撞堂の攻防での萩原くんと百合の姿がとても胸に迫って切なく、あやうく涙が零れそうに(いや泣いてもいいんだけどなんか悔しいw)。白雪姫ちゃんの熱い…っていうか暑い恋情が”恋の凄まじさ”っていうよりも思い込み激しすぎって感じに見えたりもしましたがw、演劇性と歌舞伎らしい様式美が渾然として見終わった後は大満足。いいお芝居でした!

08年7月歌舞伎座
お約束の提灯写真

二幕目は玉様と海老蔵君の「高野聖」。
「高野聖」の舞台なんてどんな感じだろ〜って思ってましたが、うーん、まあなんかどうなんでしょうかwなんだかとてもエロエロで、玉様が海老蔵君の小袖を正面から帯解いて脱がせちゃったりとか水浴び中の海老蔵君に自分も脱いで寄り添っちゃったりとか、周囲の女性客の皆様がもう双眼鏡でかぶりつきw海老蔵君は今回は大分絞ってあって姿形はいつにも増して麗しく、声もよく通って滑舌も良かったんですがなんか科白回しが一本調子だったかなあ。あれはそーゆー演出なんでしょうか。とりあえず海老蔵君が鏡花作品の男性を演じると、魔性の女ものぼせちゃうーってな美男振りを激しく納得させてくれる点で良し。最後の親仁の語りは長すぎかな。高野聖はだいぶ前に読んだきりなのではっきり言えないんですけど、多分あれって原作通りなんだとは思うんですが小説で読むとあの長さの独白って地の文と同じ扱いになるかと思うので、それを実際に面と向かって語ってるだけってな演出はちょっとキツイような。玉様と海老蔵君の美しさと萌えはお腹一杯堪能させていただきました

すみません、戯言なのでスルーでお願いします…。

歌舞伎座百二十年/團菊祭五月大歌舞伎 夜の部

  • 2008/05/07(水) 01:06:54

出演陣が豪華な團菊祭は毎年の楽しみです。

團菊祭チラシ


公演情報>
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2008/05/post_25.html

昼の部も気になるんですが、とりあえず夜の部。
外題は「青砥稿花紅彩画」こと「白浪五人男」の通し。
わ〜、結構久しぶり!何回観てもおもしろ〜〜い外題で大好き
河竹黙阿弥ってすっごい人ですよね。なんでこんな話が書けるんだろう。

團菊歌舞伎座


とにかくもう顔ぶれがゴージャスで、誰を見ればいいのやらって感じでw
「助六」を海老蔵くんで観られたようにそろそろ弁天小僧を菊之助くんで観てみたい気もしつつ、やっぱこのお嬢からチンピラwへの変わり身の落差の鮮やかさは菊五郎さんならでは!ホント芸達者な役者さんですよね〜。非の打ち所がないです。とはいえ、海老蔵くん演じる宗之助くんとタメって設定はちょっとキツイぞ
そして観る度に惚れ惚れな三津五郎さんは今回も惚れ惚れ…。観る度に凄くなってらっしゃるような気がするのは私だけ?武家役と伝法な役柄のちょうど中間的忠信利平ってどっちの魅力も楽しめてもしかして最適なのかも。赤星くんと手を繋いで歩くシーン、男らしいほどに男らしい男前だけにエロいってば
そして左團次さん!っていうか左團次さんはもう立っててくださるだけでもいいです〜〜〜〜!!!なんて端正なの…ラヴ 顔も小さいし脚のラインも綺麗だし、元の役柄自体が弁天小僧ほど大きく落差があるわけではないのに、侍と悪党の演じ分けがさすが。そして海老蔵くんは宗之助って役柄自体はここで落差のある役柄ではありませんが、荒事やってる時とこーゆー坊ちゃんな役柄の時の雰囲気の差が。まさに獅子としか見えない鏡獅子や粋で伝法で可愛い男・助六と柔和な貴公子や大店のボン、どっちもはまってるしどっちも素敵…いや、ボンはどうかなw。今回結構痩せてみえたけどまた体重落としたんでしょうか。
はー、いやもう歌舞伎の楽しさを満喫しました〜。っていうか、ミーハーにキャーキャー騒いでるだけでちっとも感想になってなくてすみません

最後に踊りの「三升猿曲舞」。
三味線と鼓をガン見してました。素晴らしかった!いいな〜、どっちか習いたいなあ。昔は三味線の方が好きだったけど、今は鼓かな。なんかとっても官能的ですよね。あの禁欲的な感じが( ̄m ̄〃)

芸術祭十月大歌舞伎/夜の部

  • 2007/10/11(木) 00:37:34

8日に行ってきました。
いつもギリギリで駆け込みですが、珍しくちょっと早めに行って「鳴神」で軽くランチ。

あなきゅう

おしのぎセット/穴子胡瓜巻3ヶ+好きなお煎茶(今回は静岡の本山茶)

上品な味ですっごく美味しいです。
お店で作っているお寿司ではなく仕入れだけど、この美味しい物を仕入れるセンスが素敵すぎ。

まつたけちゃん

お茶がまだ2煎目だったので、デザートに上生菓子
「秋のかおり」でマツタケちゃんです。笠の色づけはシナモン!

美味しいものを食べて満足した後は、お隣の歌舞伎座へGO。

歌舞伎座

祝日なので国旗が出てました
でも雨が降ってたのでヘタレ

最初の外題は「怪談牡丹燈籠」。
歌舞伎で上演される「牡丹燈籠」には2種類の脚本があります。河竹本と呼ばれる河竹新七作の「怪異談牡丹燈籠(かいだんぼたんどうろう)」と大西本と呼ばれる大西信行作の「怪談牡丹燈籠」。題名が微妙に違うのは差別化を図ったのではなく、前者が歌舞伎として書かれた本(歌舞伎の外題は奇数の文字数でつけるのが決まり)であり、後者が元々新劇のために書かれた本だからじゃないかと思ってますが、調べてないので定かではありません。河竹本も大西本もいわゆる「牡丹燈籠」なのは一幕だけで、二幕からは一幕に関わった人達の後日談になってきます。私は「怪異談」「怪談」の両方見ておりますが、歌舞伎でよくかかるのは「怪談」で、今回もこちら。「怪談」観るのはこれで3回目かな?

主演は玉さま&仁左衛門さんの絶世の美男美女カップル。
だから二幕で仁左衛門さん演じる伴蔵の妾・お国が玉様演じるお峰より垢抜けてて美人とか言われてもピンと来ないんですけど、まあまあ。

一幕はコメディ的要素が強いですね。実は眼鏡を忘れていったので役者さん達の顔がまったく見えず、せっかくの愛之助くんだったのになんだかちっとも判りませんでした…でもやっぱ姿と声がいい。お露ちゃんの七之助くんが上手くなってました。声が随分通るようになったんではないでしょうか。お露&新三郎の若いカップル(?)と平行して語られるのが、お峰&伴蔵夫婦の姿。貧乏ながらに仲睦まじく、つましい暮らしに感謝しながら、新三郎に忠義を立てて日を送っています。芝居上手のお2人だけに日常の会話や所作がとても自然で面白い。

二幕では、新三郎の命と引き換えの百両で裕福な暮らしを手に入れた2人がその暮らしと引き換えに何を失ったのか、どうやって破滅していくのかが描かれます。幕間を挟んで二幕が始まると、粗末な着物であばら家に住んでいた二人が大店の女将・旦那としてすっきり洒脱な姿になって登場しますが、なんせ美しいお二人だけになんともそれが劇的な印象で!姿は変われど性根は変わっていないところを見せる玉様のお峰と、大店の旦那らしい風格を見せたかと思えば昔の伝法な顔や手に入れた大金で自堕落に遊ぶ姿を見せ、最後は長く連れ添ったお峰を自らの手にかけて破滅していく伴蔵の仁左衛門さん、本当に巧い。最後、自分の手で殺したお峰を抱きしめて泣く姿はこの後の自滅を暗示して、なんとも胸に迫るものがありました。三津五郎さんも狂言回し役の三遊亭円朝を巧みな声音で、キーパーソンとして登場する木訥な田舎者の馬子をコミカルに演じて素晴らしかったです。

そしてお次は、この三津五郎さんの踊り「奴道成寺」。
本来白拍子が踊る設定であるところを狂言師に置き換えてあります。この踊りを観るのは2回目ですが、初めて観た時は割と最初のウチで寝ちゃったのでどんな踊りかまったく知りませんでしたやっぱ三津五郎さんは踊りもお上手ですね〜。途中3つの面を次々と付け替えながら踊る場面は面の付け替えもさることながら遊女・客・幇間の踊りわけがお見事。某若手さんの時は寝ちゃった私も、今回は最後まで釘付けでした。道成寺物って色んな趣向の作品を何度も見てますが、やっぱいいですね。

次は今週の土曜に昼の部です。
楽しみ!

秀山祭九月大歌舞伎/夜の部

  • 2007/09/22(土) 00:06:04

「阿古屋」「身替座禅」「二条城の清正」の3本立て。

九月大歌舞伎

詳細はこちら↓
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2007/09/post_16.html

・阿古屋・
今回が2回目。玉さま美しい!阿古屋ちゃんの衣装は本当に豪華で華麗です。琴・三味線・胡弓の三種類の楽器が弾けないとこの役を出来ないことから女形の難役と言われているそうですが、玉様の演奏素晴らしいです。特に胡弓の時は見とれちゃって、後ろで段四郎さんがコミカルな芝居で笑わせてるのにも気付かず見入ってしまいましたw 話の筋立てはまあ大したこっちゃなく、あくまで阿古屋ちゃん(を演じる役者さん)の素晴らしさを見せるお芝居。十分堪能させていただきました!

・身替座禅・
以前仁左衛門さんが玉の井やってたのをTVで見たことありますが、実際に見るのはこれが始めてです。今回の玉の井は左團次さん。右京は團十郎さん。左團次さんが玉の井の扮装で出てきた瞬間からツボに入りまくってず〜〜〜〜〜〜〜っとクスクスクスクス笑い続けていた私…。團十郎さんも大らかで朗らかな雰囲気がぴったり。ほぼ全編笑いながら観ました。文句なしで楽しかったです。

・二条城の清正・
時代物は相変わらず筋が納得いかんのですが、吉右衛門さんのお芝居は大変素晴らしかったです。一場一場が短いにもかかわらず書割も豪華で、手抜きのない感じですね。福助さんの秀頼も愛らしく、左團次さんの家康は貫禄充分。これで納得いく筋ならいいのになあ、う〜ん。

ところで今回、役者さん達が出ずっぱり。左團次さんは「身替座禅」と「清正」の二本立て続けだし、吉右衛門さんと段四郎さんは「阿古屋」出ずっぱりの後の「清正」。もちろん日頃から備えてはいらっしゃるんでしょうか、もっと若い役者さんでも大変そうなのにとちょっと心配になっちゃいました;こっちは楽しませていただけて嬉しいんですが

7月大歌舞伎/NINAGAWA 十二夜

  • 2007/07/09(月) 23:29:15

こんなに早く観るチャンスがあるなんて思ってもみなかった「NINAGAWA 十二夜」、2年ぶりの再演です。タイトル通り、シェイクスピアの「十二夜」を歌舞伎に翻案した外題で、演出は蜷川幸雄。これまで野田版の研辰やねずみ小僧も観ましたが、とても面白かったけど歌舞伎のパロディ的現代劇にしか思えなかったので「十二夜」もどうかな〜と幕が開くまではドキドキだったんですが。
いやもう、初演時の感動ったらなかったです!
さすが歌舞伎もよくご存知の蜷川さん。和と洋、伝統と現代性が巧みに調和した、けれどどこからどうみても文句なく歌舞伎!な仕上がり。「歌舞伎観た〜〜〜!!!!」って堪能させていただいた素晴らしい舞台でした。

十二夜

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2007/07/post_14.html

再演の今回は、それがさらにグレードアップ。
初演時、空回りっていうか悪目立ちっていうかとにかく出てきた途端に浮きまくって舞台を散漫な印象に変えていた安藤英竹役の松緑が翫雀さんへキャスティング変更になり、道化役としてのとぼけたキャラクターの楽しさが十二分に発揮されてました。ここが変わっただけでだいぶ舞台としてのまとまり感が違うと思ったんですけど、ほぼ前回と同じキャスティングの役者さん達が再演でこなれたのか、はっとするほどの素晴らしいお芝居。

主演の菊之助くんは男装である獅子丸くんと本来の男性である主膳之介くんの演じわけがより明確。作中、女形としての菊之助くん演じる琵琶姫ちゃんの男装姿・獅子丸くんがさらに女形の踊りを踊るっていう相当ややこしいポジションでの踊りがなんともなまめかしく倒錯的で、観ていても今自分が観ている踊り手の性別がどんどん曖昧になり、女性の艶やかさを見たかと思えば少年の色気を感じ、頭では少女と認識しながら若衆の美貌を見出し、ジェンダーなんて言葉はすでに意味をなさず、もうドッキドキです。そしてこれは菊之助くんだけでなく菊五郎さんもでしたが早変わりの早さったらなくって、今引っ込んだと思ったらもう役柄を変えて出てくる、どうやって変わってるのかとびっくりするほど。初めて観に来た人とか、二役だって気付いてるのかな〜って心配になったくらいの神速でしたよ!(笑)

初演時、姿の美しさにも関わらず殆ど印象に残らなかった怜悧な美貌で熱い恋心を燃やしまくる大篠左大臣の錦之助さん(初演時のお名前は信二郎さん)も今回は滴るような色気でくっきりとした印象。獅子丸くんとの絡みが萌えまくるってば!!(>▽<)
もう1人のヒロイン、凛と高貴な織笛姫の時蔵さんとともに主役の4人(役者さんは3人)がなんとも美男美女揃い。そして織笛姫の腰元・麻阿役の亀治郎さん、弾けすぎ(爆笑)。そりゃもう活き活きとして楽しそう〜〜〜だった!!(笑笑)こっちもお腹抱えて爆笑ってなもんです!
脇を固めるベテラン役者さんたちはもう言うに及ばずですね。対照的な二役を別々の役者さんのように演じ分ける菊五郎さん、軽妙なちょい悪オヤジ役の左團次さん。左團次さんがひょいひょいって踊る場面見られるのが楽しい〜vv普段は重厚な役柄が多いので、こんなコミカルな役どころを拝見できてたまりません!

ところで「十二夜」は読んだことがないのでこれから読もうかと思っているのですが、なんか台詞が凄まじくロマンティックに比喩的で、特に左大臣なんか何回も台詞の途中で吹き出しそうになっちゃったんですが、シェイクスピアってあんななのか〜?(笑)

閑話休題。

「十二夜」でもう一つ素晴らしいのは舞台装置。鏡が巧みに使われ、映りこむ客席さえ背景として取り込まれます。室内の場面では普通に畳と襖の日本座敷なのに、襖は紙ではなく鏡で張られた上に蓮や菖蒲が描かれ、欄間や壁はアールヌーヴォー風の意匠、燭台は中世のヨーロッパの城に置かれていそうなゴシック風。和と洋があまりにも見事に融合した幻想的な光景に溜息が出ます。

 初演が大変に素晴らしかったので再演はあの再現になるのかと思っていたら、それをさらに超えた舞台を見せていただいて大満足の一言。笑えて美しくて楽しくて、まさにロマンティックコメディとはこれですね!
幕見でチケ取るのもなかなか難しそうですが、有休でも取ってもう1回行ってこようかな(^-^)

三月大歌舞伎「通し狂言 義経千本桜」/夜の部

  • 2007/03/27(火) 00:01:01

昼・夜通しなのに夜の部だけ観てきました(´▽`)
好きな役者さんたちが地方に巡業に行っちゃったり、好きな外題がかからなかったり、むしろ嫌いな外題がかかったりで昨年9月以来のなんだか久々な歌舞伎です。

2007/3月歌舞伎座

雨があがったばかりでどことなく風情が…(嘘)

「千本桜」は道行と川連法眼ばっかりそれぞれ3回くらいずつ観ていて、他の幕を見るのは今回が初めて。いやいやー、あれですね!千本桜って超直球エンタテイメントなんですね!(笑)
笑いあり涙ありアクションありラブコメありホームコメディありロマンスあり、あらゆる要素がてんこ盛りでした。

今回一番凄かったのはやっぱり「いがみの権太」の仁左衛門さん。「保名」での軟弱っぷり以来私と友人Tちゃんの間で少々さがり気味だった仁左衛門さんの株が一気に盛り返しました(笑)。新口村の時もそりゃもう泣いたけど、今回ももう泣くの泣かないの。ただ新口村と違って筋が筋なので時々釈然としない感情に襲われ、零れ落ちそうだった涙が乾いちゃったりもしたんですが、それで仁左衛門さんの演技の素晴らしさになんの遜色があるはずもなく。姿形ばっかりじゃなくていい役者さんですね〜。「木の実」での悪党振りと息子に弱いお父さんの優しい顔との演じ分け、「すし屋」で見せる機微。まさに緩急自在って感じ。お客独り占め状態でした!

アクション編は「小金吾討死」。派手な立ち回りってやっぱり爽快感がありますね!稲荷町さん達カッコイイ。よくあの綱が絡まないよね〜。アクロバット好きなので大満足です。
「奥庭」も今回始めてでしたが、装置を換えてる間に出語り(?)があるんですね。三味線が良すぎ。すごい、なんであんな風に弾けるんだろう。引き込まれて聴き惚れました。玉様の鷺娘以来鼓寄りになってたのに、単純だからまた三味線に揺り戻されそう…っていうか、やっぱりどっちも素晴らしいってことですね。
そして「奥庭」は桜色の衣装に着替えた福助さんが可憐でした〜〜〜vvちょっとヤバい位可愛いって。

そして言わずもがなの左團次さん。いつだって私の一番のお目当ては左團次さんですよ!今回も素敵〜〜vvだってあの声とか〜、あのルックスとか〜、あのお芝居とか…vvv左團次さんの居ないお芝居は物足りなくて淋しいよ!好々爺から風格溢れる大人、小憎らしい敵役まで本当になんでもこなせる方ですよね!映画の「さくらん」も出られるそうで…うう、左團次さんは観たいけどなんでそんなビミョーな(´ー`;)  しかもご隠居役ですか?土屋アンナちゃんとラブシーン(?)なんですか!?

夜の部が大変素晴らしかったので昼の部も観たくなりましたが、もう興行はおしまいです。
私ってこーゆーパターン多いな…。

秀山祭九月大歌舞伎

  • 2006/09/03(日) 03:59:22

本日は図書館→マッサージ→ジム→歌舞伎と慌ただしい1日を送ってみたりました〜。という感じで、9月の歌舞伎座夜の部レポート。そういえば楽日は行ったことあるけど初日は初めてです。

「菊畑」
左團次さん!!なんと言っても左團次さん!!目当ては左團次さんのみ!!ってことで左團次さん相変わらずステキでした〜(´¬`)ポワン あ、芝雀さんの皆鶴姫が可愛くて良かったです。声が良く通るね!

「幕間」
なんで幕間まで載せるんだよ、っていうと、なんと幕間で生左團次さんを見たからです!!(@///@)=3ご飯を買っている暇がなかったので外で食べようと思って歌舞伎座の裏にある一風堂に行こうとしたところ、楽屋口の前を通ったらなんとそこに今からお帰りの左團次さんが!!ぎゃー、背も高くてすごいオサレで超カッコイイーーーーー!!!顔ちっさい!!話せないまでも握手したかったんですが、すでに他のファンの方と話していらして、幕間30分しかないから待っている暇がなくて…。でも生左團次さんは本当にステキでした〜〜〜vvv出の時間が判ったから今度出待ちしちゃおうかな…( ̄m ̄〃)フフフ

「籠釣瓶」
今回のお目当てはこれです。吉右衛門さんと福助さんコンビ!前に観た時は勘三郎さんと玉さまで、終幕の勘三郎さんの鬼気迫る芝居に目鱗だったんですが、なんせもうなんつっても吉右衛門さんですから!!一番印象的だったのは見初めの場面。まさに雷に打たれた衝撃?魂を奪われて目が離せなくなった次郎左衛門に、見ているこちらが息苦しくなって切なくなってしまう位。下男の治六の見せる反応との対比がとても鮮やかで、とにかく凄くて素晴らしい場面でした…って貧弱な語彙ですみません;;何も伝えられてないよ;;そして福助さんがまた良くて、八ッ橋そのものっていう感じでした。やっぱり一番印象に残ったのは見初めの場面で見せる、あの有名な八ッ橋の微笑。なんだろう、無邪気な女神の笑みにも見えれば、悪女の妖艶で誘惑的な笑みにも見える…次郎左衛門が魂を奪われてしまったことを納得させてくれる微笑みでした。でもここ、福助さんだけガン見してたから吉右衛門さんがどんなお芝居してたのか見てなかった…残念;;ここがとかどこがとか言うのも野暮なくらい、全編通して、お芝居を観てるっていうよりも次郎左衛門と八ッ橋が本当に目の前に居るようで、とにかく見に行ってよかったなと。違うご感想の方もいらっしゃると思うのですが、私にはそう思われました。また見に行きたいなー、幕見で行ってこようかな。

「鬼揃紅葉狩」
いわゆる紅葉狩なんですが趣向がちょっと変わってて、更級の前だけではなく侍女も全員鬼になるという紅葉狩。元々お能の趣向なのだそうで、松葉目物として演じられてました。私は普通の紅葉狩よりこっちの方が好きかも。ただ、途中の山の神のくだりが学芸会チックになってたのがちょっと(´ー`;) まあ、可愛かったんですけども。お染の女形なんてどんなだ?って見るまでは不安でしたが、なかなかの美女でびっくり。でも声がちょっと(笑)。あと信二郎さんが美しかった〜〜vvv肝心の踊りはというと前半の更級の前のとこ全部寝ててイッコも見てなくってvv後半の鬼の本性を表してからの荒々しい踊りと前半の優美な踊りとの対比が見所らしいのに、対比もへったくれもなく(笑)。でも後半はさすがに8人でかなり派手に踊るので、普通の紅葉狩とはまた全然違った迫力があって面白かったです。寝てて見てなかったお染の更級の前の踊りを見に、もう一回行こうかな〜。

7月はちょっとアレで8月は行かなかったので、クラシックな歌舞伎を満喫出来て大満足でしたvv楽しかったでっす!